P-Factory|プロテクションフィルム施工店

【講習実績】大会上位常連の実力者が3日間でレベルアップ! PPF施工の品質向上&効率化!

2024.09.14

【講習実績】大会上位常連の実力者が3日間でレベルアップ! PPF施工の品質向上&効率化!

いつもP-Factoryホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

弊社では講習を通じ、独自に培ったP-Factory流の施工技術・ノウハウをプロ施工者に指南しております。受講された方の中から「こんなポイントがタメになったよ」というお言葉が届いたのでその一部をご紹介!
今回は、ラッピングでもPPFでも競技大会の上位常連で、大阪の名ショップ「リンダファクトリー」様にてPPF事業を取り仕切る若手実力者・海様。すでにハイクオリティな施工サービスを提供しつつも「独学ではスキル向上に限界を感じていた」として、クリアPPFの一層の品質向上を目的に受講されました。

【受講者紹介】大阪の名店の若き実力者

ショップ:リンダファクトリー(大阪)
受講者:トレンゴブ海様
講習内容:クリアPPFのスキルアップ

まだ22歳でPPFの本格的な施工キャリアも約2年の海様。ただ、18歳からスタートしたラッピングでは日本カーラッピング協会主催の大会で上位常連の腕前で、20歳頃から本格的に施工を始めたPPFでも同じく大会で上位になる実力者。現在は自社でPPF部門の統括者として、施工からお客様対応まで若いながらも責任ある立場でお仕事されています。

【受講のきっかけ】独学の限界を超えるべく…

大阪を中心に広く関西圏にて、事業者(新車ディーラー・中古車販売店、ディテイリングショップなど)・一般カーオーナー問わずフィルム施工を手掛けているリンダファクトリー様。元々主力はラッピングでしたが、2022年頃を境に急速にPPFの施工が増えてきているそうです。

海様は社内の先輩や外部の協力パートナーなどからPPF施工技術を学んだものの、フィルムメーカーなども含めて有償講習の受講経験はなし。独学をベースとした施工技術で、全日本PPF選手権の第1・2回こそ4位入賞を果たしたものの、2024年の第3回大会では2日目で敗退。ライバル施工者の急成長を目の当たりにしたこと、独学での技術研鑽に限界を感じたことを理由に、一層のスキルアップや施工技術の再構築を目的として受講いただきました。ちなみにPPF選手権の際は、同じく出場していた弊社スタッフとも現地で交流させていただき、そこでの情報・意見交換も受講を後押ししたそうです。

【カリキュラム】手順を省略せず0から10をレクチャー

今回の講習は3日間でのクリアPPFの施工スキルアップ。
すでに実務で施工を手掛け、競技会でも活躍する海様の技術レベルを踏まえてカリキュラムを設定しました。

施工のクオリティは、施工手順の細かい工夫・気配りの積み重ねで左右されます。
そのため、すでに高い施工技術を持っていても、どこの手順・ステップ・動作に改善点が見つかるかは受講者によって千差万別。なので、今回の海様のケースでもまずは弊社・井上が一通りの施工手順を解説しながらデモンストレーションすることからスタート。その後は、凹凸や逆Rなど複雑な形状が集うフロント周りを中心に、海様自身に施工を繰り返していただき、マンツーマンでその都度改善ポイントをチェックしました。
特に2日目には、3種の特性の異なるクリアPPF(Flexishield2種とLEGEND1種)を使ってフロント周りを3回も施工。基礎スキルのある海様だからこその講習内容で、ひたすら実践を重ねることで現技術のブラッシュアップを図りました。

また弊社講習では、お持ち込みいただいた車両への施工もカリキュラムに組み込めます。今回も大阪からお持ち込みいただき、最終3日目にはそのフロント周りに施工。ただ、今回はスキルアップに重点を置いたため、受講者のご了承のもと、高い技術を要し汎用性も高い形状・面への施工練習を優先。持ち込み車両は講習期間では貼り終えなかったので、講習後の自主練習用としてプレカットフィルムをご提供しました。

このほか、海様はラッピング経験もあるためドライ貼りカラーPPFのFlexiShieldコスメティックPPFを休憩がてら試していただいたり、効率的なPPF施工に欠かせないプレカットシステムについても弊社のデータカット担当者がレクチャー。現在海様が普段ご使用されているプレカットシステムを踏まえ、弊社独自の「I CUT PROGRAM(アイカット)」を中心にご指南(というより情報交換)させていただきました。

【受講を終えて】“感覚”から“理屈”に基づく施工へ

今回、受講を終えて海様には「今まで感覚でこなしていた施工の部分を改めて教えてもらい、言葉・文字で理解できた」と評価をしていただきました。

具体的には、「例えば施工液1つとっても、これまではシャンプーやゲルの配合分量を感覚に頼ることが多かった」そう。今回講習で軸となる理屈に基づいた施工液の作り方・使い方を学んだことで、今後は気温や湿度、車両など状況に合わせて効率的かつ再現性の高い施工を実現できそうといいます。
また、「ボトルを地面に置かない(ゴミ混入を防ぐため)といった初歩的な動作をはじめ、本格的に貼り始める前に小さなフィルムで塗装面との接着テストをする、水を流す向き、スキージーをボディのRに沿った向きで動かす、など“本当に基礎的なことでもつい普段の作業だと疎かにしてしまう動作”を徹底することの必要性を改めて痛感した」と海様。

もちろん、講習の成果が表れるのは今後お仕事をされていく中で、ということになりますが、基礎を含む得て施工ノウハウの軸をしっかり作り直せたことで大きく3つの効果が期待できそうとのことです。
・施工品質の向上により、施工ミスによるトラブル(ゴミ噛や浮き・シワ・ラインなど)削減
 →1:作業時間もクレームも削減でき業務の効率化を図れる
・施工ノウハウを言葉・理屈で説明できる
 →2:スタッフ教育など施工技術を共有しやすくなる
 →3:施工ミスか否か(無償対応すべきトラブルかどうか)を顧客に説明しやすくなる

「このまま独学で続けていても目下の実務は一応は続けられたとは思う。ただ、今後もフィルム施工者としてキャリアを歩み続けたいと考えており、そのためには間違いなく一度しっかりした講習を受けた方が良いと思っていた。実際、受けてその通りだったと感じた」と総評いただいた講習。競技会で入賞実績を果たす実力を持っていても、学習・成長に貪欲な海様だからこそのご評価と弊社としても嬉しく受け止めています。

弊社講習では、海様のような実務施工者から全くの未経験者まで、受講者の技術レベル・ご要望に応じて柔軟に講習カリキュラムを設定させていただきます。全く同じ状況ではないにしても、似たような課題を抱えていたりプロテクション施工でお悩みの方はまずはお気軽にご相談ください。

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